多賀株式会社は、滋賀県の東部の彦根近郊に位置する多賀町で、多賀大社の生命の神様に見守られながら、1711年(正徳元年)から日本酒を醸し続けてまいりました。当社の仕込み水は、石灰岩から成る鈴鹿山脈の北部を源とする滋賀県下では他にない硬度136の硬水です。ミネラル豊かな仕込み水によって、麹の酵素が原料米に有効に作用し、酵母は旺盛に発酵します。こうしてしっかりとした味わいの「清酒多賀」が生まれます。

これまで全国新酒鑑評会で13回の金賞を受賞しました。また、地元の農家さんの米を使い、地元の皆様にお酒をお届けする地産地消の取り組みも行っています。

近江の国は、東に伊吹山・鈴鹿山脈、西は比良・比叡山に囲まれ、その中心に美しい水をたたえる琵琶湖があります。山々の水は、お酒の原料となる近江米を育み、地下水は仕込み水となります。近江米あり、豊かな水ありと、まさに酒造りに最適な地です。この自然豊かな環境を守るために工場排水の処理設備も整えています。

地元の契約栽培農家様の「秋の詩」や「みずかがみ」を原材米として使用します。また仕込み水は鈴鹿山脈の北部を源にするミネラル豊かな地下水です。私たちは、この地の恵みに感謝しながら酒を醸しています。

多賀 純米酒 秋の詩

地元多賀町産の「秋の詩」で造った純米酒。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」で金賞を受賞いたしました。 スッキリとした酸と厚みのあるフルーティーで旨辛口のお酒です。 やさしく透明感のある飲み口。