北島酒造
伝統と進化の技。北島酒造の酒造り。
北島酒造は、毎年十月~四月に日本酒を仕込みます。
冬の朝は早く、夜明けごろに酒米が蒸しあがると蔵は活気づきます。
滋賀県湖南市甲西駅近くの山際に、もうもうと湯気をたてる建物があれば、それが北島酒造です。
蒸米にする米の吸水率は30%程度にします。
その日の気温、湿度、酒米の種類、精米歩合によって吸水のしかたが違うので、浸水時間は蔵人の経験と勘が頼りになります。
水場にあるのメモ書きがそれを物語ります。
路地放冷。蒸米を自然の冷気でゆっくりと芯まで冷ますことで、おいしいお酒にします。
私たちにできることは、ただただ菌の「お世話」をすること。
毎日同じようなことの繰り返しでも、きのうと今日の吹く風は、ちがう。
御代栄 みずかがみ
滋賀県産「みずかがみ」を原料に使用した純米酒。飲みやすいのにしっかりした酒感があり、ふくらみとキレのよさが特徴。GI認定酒 お酒感しっかり、辛口ながらまあるい優しい口当たり。飲み飽きせず、ついつい杯が進みます。